3.近年のセブの不動産状況、実績


Q実際問題、セブの不動産は値上がりしている? また具体的に利回りは?


A明確には答えてくれませんでした。

ただマニラは供給過多、セブは供給不足とぐらいしか。


そうでしょうね!


こういった慎重な発言一つとっても彼らは信用できるなあと思いました。


これについては私ジョン大五郎の個別の見解として述べさせてもらいます。


またしてもジョン大五郎調べなので、あまり信用しないでほしいのですが(笑)


実際にこちらで不動産をもっているという人に話を聞いたところ、倍になった!または、
最近はITパーク内(セブの企業が集まっている地域)のなかでは値上がりがすごい!とか話をよく聞きます。

確かに近年のセブの不動産の値上がり状況は大変なものだなあというのは肌感覚として実感できます。

またフィリピンでは確実に中流といわれる階層ができつつあるなあというのも感じます。


長所


・フィリピンのこれからの経済発展に期待できる

・値上がり傾向はここ近年のトレンドでもある

・貸し出した場合の想定利回りは7~8%程とのこと(思ったより低い)

・今ならITパーク内のワンルームなら500万円程度で購入可能


短所


・海外投資には予想外のことがおこる。その国特有の問題がある

・建物の耐用年数の問題。建てられてから30年後の物件を誰も経験していない。また建物自体の強度は日本の物とは比較できない

・近年のフィリピンの経済は過熱気味である。最近は以前と比べて比較できないぐらいローンが簡単におりるようになったとのこと

・建物の管理の問題。目の届くところで管理できないのはやはり困難が伴う(管理会社に丸投げの形になる)

・ちなみに転売手数料はすべてひっくるめて 11%程!

結論


以上から導き出される結論としましては長期的な投資として考えた場合はセブで不動産をもつのはオススメできない。
なぜなら建物の耐用年数に不安があります。
また海外不動産の管理は困難が伴い、長期で考えた場合のリスクに対応できないからです。


もし投資用に購入するとすればそれはキャピタルゲイン狙いのバクチのような買い方になるでしょうね。

こちらで長く住むのであれば、月貸しのコンドミニアムがありますし、あまり購入するメリットも感じないというのが実感です。


次回ではフィリピンの不動産の最終章としてビザの問題を取り上げたいと思います。

フィリピンにきてから、多数の現地に住んでいる日本人に合いました。
ビザの問題はどうしてるのかなあ?と思っていたらCEOの佐藤さんが教えてくれました。

これも追記しておきます。


不動産の購入を考えるなら、やっぱりビザに関する知識も必要でしょうしね!

ではでは!

その3に続く