話をわかりやすくするためにビザの種類を目的別で分けてみました。


観光目的

日本人はビザなしで21日まで滞在可能。
21日を超えて滞在したい場合は延長手続きをとる。
30日で約3000ペソで更新を続ければ最大3年まで住めます。
つまり大抵の人の需要はこのビザの延長でまかなえます。


就業目的

SSP(正式名称はSpecial Study Permit)と呼ばれる特別就学許可証

フィリピンで就学する場合は必要なビザです。
約6000ペソ~7000ペソ、半年有効。
学校を移る際には取り直さなくてはいけません。


ここからがメインなのですが、
長期滞在するためのビザは2種類あります。

★1.リタイアメントビザ (2種類あり、スマイルorクラシック)

就労可能なビザであり、ビジネス目的の方はほとんどがこのビザです。

☆2つのビザに共通する特性

永住ビザであり、就労可能。

これがあれば出入国の場合にビザをとる必要がなくなる

1つの口座で3人まで可能。

取得時にいくらかの金額を銀行に預けなくてはいけない(また、その際の金利は米ドルで約1%程)

⭐️スマイル
35歳〜49歳
銀行への預け入れ金額2万ドル
預け入れたままで預け入れた金額の転用は不可。
キャンセルの時には戻ってきます。


⭐️クラシック
35~49歳は銀行への預け入れ金額5万ドル
この預け入れた5万ドルは転用可能であり、腰を落ち着けてこちらに住む方はこの5万ドルでコンドミニアムを購入したり、投資が可能とのこと。

50歳以上は2万ドルの預け入れ金額が必要です。

またクラシックには年金枠があり


年金枠

月に800ドル以上 (夫婦の場合は1000ドル以上)の年金を受給している
銀行への預け入れ金額は1万ドル
この1万ドルも投資が可能

★クオータービザ

もうひとつの永住ビザ
取得可能年齢21歳以上
預け入れ金額5万ドル ←このビザの場合は預け入れ金額をそのままひきだせるとのこと

一つの国で年間50人までとれる←1月に申請すれば取れるとのこと


☆細かな違い


1人につき1つのビザ

年会費がかからない(リタイアメントビザは年360ドルかかる)

アニュアルレポートがあり、年1回の報告義務
クオータービザはマニラでインタビューあり←各種調査を受ける
またメディカルチェックもあり

エージェントに60-70万は払わないといけないとのこと

イクジットクレアランス出国税がかかる

Iカード取得しなければならない


20歳からとれる永住ビザですが、やらなくてはいけない手続きが多く、費用も高く、あまりオススメできないとのこと!

調べてみて驚いたのですが、外国に住むということには驚く程複雑な手続きがあるんですね!

ここに書いたのはほんの触りです。

もっともっと複雑で細かな規定もあるとのことです。
疑問点がある方はセブポットまで!

ビザ代行のエージェントでもあるとのことです(話を聞いた限りでは実績あり、信頼できるという印象です)

http://www.cebupot.com/


以上、フィリピンの不動産市場について私が調べたことを3回に渡って書かせていただきました。


読んで下さった方、どうもありがとうございました。


次回からは通常に戻り、英会話留学について書かせてもらいたいと思います!