硬い話が続いたので、今回は柔らかい話を書きます(o^^o)


僕は散歩をするのが好きで、ヒマがあれば目的もなくフラッと歩いていました。


何気なく、フラフラと散歩しているだけでもおもしろい発見はフィリピンにはそこやかしこに転がっていますね!

まず、最初フィリピンを歩いていてビックリ仰天したのが、フィリピンの電柱です!(というより電線)

そこやかしこに切れた電線が垂れていますΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

本当に至る所に垂れてるんです。
歩いてて邪魔になるぐらいに!


さすがに電線からバチバチと火花が出ている状態は見たことがないですが、いつそうなってもおかしくないでしょうね。


フィリピンでは短時間に激しい雨(スコール状態)が降ることがよくあります。
雨が降るたびに僕はこの電線のことが頭に浮かびました。
大丈夫かな?
と思いましたね。

日本でこんなことがあれば、真っ青になって役所の人がすっ飛んでくると思んですが、こっちの人はあんまり気にならないみたいですね!

そもそも、これはただ単に切れているだけではないようです。
多いのはそこに住んでいる人が勝手に自分の家に電気を引いているようです。


いわゆる盗電ですね。


日本でも一昔前には東電が問題になっていましたが、こっちの盗電もけっこうな問題になっています(笑)


悲惨なのは、やはりショートして火事になることです。


以前フィリピンの貧困街であるLorega(ロレガ)という地域にボランティアに行ったことがあります。
信じ難いことに、Loregaの人々は墓の上に住む場所を確保して生活をしていました。
とうぜん盗電もしています。
悲惨なことに火事がおき、その地域の方々は焼け出され、近くの学校に避難をしていました。
日本の地震被災地そのままの情景が繰り広げられていました。
子供達は元気で、それが唯一の救いでしたね。


そんなことをしていれば火事がおこるのは当たり前だと思いますが役所の方もサジを投げているようですね( ̄▽ ̄)


フィリピンで散歩をしていると私はフッとLoregaの人々と子供達をおもいだします。