フィリピンに住んでしばらくすると顔馴染みのストリートチルドレンができました。


6.7歳の女の子で僕がいつものパン屋で同じ時刻にパンを買っていると、待ち構えていてお釣りを狙っています。

お釣りを財布にしまうのも面倒なので、いつも渡していました。
何回か話しかけたのですが、一回も答えてくれる事はありませんでした。

これは、彼らの仕事では1.物乞いにあたります。
まあ、もっともポピュラーな仕事といえるでしょう。
キリスト教の影響でお金を渡すのは当たり前だと思っているのでしょうか?
一回も感謝の言葉を言われたことはありません。

まあ、いいんですけどね( ̄▽ ̄)


次に2.窃盗ですが、これが厄介です。
学校のスタッフで一年以上滞在している人はほぼ全員が窃盗の被害にあっていました。

彼らの狙いは財布以上にスマートフォンであり、手口はいたって単純です。


大抵の場合5~6人で急に1人を囲み、的が

「なんだ、なんだ? Σ(゚д゚lll)」

となっているうちに、ポケットに手をつっこみ、くすねる!


というものです。


こんな、大雑把な犯罪でもなかなか気付かないもので、大抵しばらくしてからポケットの中にスマートフォンがないことに気付きます。


ちなみに僕も同おんなじような手口でスマートフォンをすられました。
正直に言って、今までは財布やスマートフォンを盗まれる人は

「ちょっと油断をし過ぎなんじゃないか」

と思っていました。


しかし、実際に自分でやられてみるとよくわかるんです。


あいつらすごい技術もってる! Σ(・□・;)


ということに!


僕の場合はその後ファーストフード店に入り、実際にスマートフォンを使おうという場面になってはじめて、盗られたということに気付きました。


まったく、もうちょっとその技術をマトモなことに使えないのか、と思ってしまいます!


( ̄▽ ̄)


その4に続く!