第47回 静かなキャピタル・フライトが進行している その2


彼等の共通点、それは日本という国を半ば、見限っていることです!


その帰結としての行動が

・第一に資産を日本の外に移しはじめている
・第二に日本以外でも生活するために、ビザを
所有している
・第三に語学の習得を欠かさない


という行動につながっています。


日本の財政赤字が増えてくるに従って、キャピタル・フライトという言葉が叫ばれるようになっています。(近年はアベノミクスの影響か、遠ざかっていますが)

橘玲のオフショア小説「マネーロンダリング」が書かれたのは、今から12年前の2002年です。


この小説の後書きに作家 村上龍は「これからはますます資本逃避=キャピタル・フライトの流れはふえてくるだろう」と書いています。


あれから12年が経ち、

・借金は400兆から1000兆へ
・円は120円から76円へ
・株価は18000円から15000円へ
・政権は数えきれない程


かわっていますが、まだ日本は破産していません!(株価がかわっていないのは致命的ですが)

( ̄◇ ̄;)


この10年間、もっとも効率的に日本に投資をした人は「国債を買った人」でした。


「キャピタルフライトの流れは本物ですね」

byeクオンツの方


これから、どうなるのでしょうか?
また僕達はどうすればいいのでしょうか?